ARとVRを、ざっくり解説する記事
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Hokuto Ikura
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※メタバース、XRで施策を実施する際に、ARが良いのか?VRが良いのか?など、どのように施策を検討するのかわからないXR初心者のための記事です。
ビジネス活用する時の、ARとVRの違いに着目して噛み砕いて考えていきます。
ざっくり、ARとVRはどう使い分けるのでしょうか?
それぞれざっくり言うと、ARはデジタルデータを現実世界に持ってくる時に適しており、VRは自分が仮想空間に行く時に適しています。
■ARについて
まずARは、現実世界にデジタルデータを持ってくる、時に適しています。実際の施策で例えるなら、
- マーケティング活動において、広く認知を獲得するためにXRを活用したい
- ARフィルターを作って、どこでも好きな場所で独自のARフィルターで写真を撮ってSNSに投稿可能にする
- 観光客に対して回遊施策を実施しつつ、記憶に残してもらいたい
- ユーザーが持っているスマホで、XRコンテンツを体験できるスタンプラリーを実施し、今までにない写真や動画をSNSに投稿したり、ポストカードにARコンテンツを載せることで、体験そのものを持って帰ってもらう
- クライアント先に営業する際に、商品を持っていきたいが、大きすぎるので持ち運びが難しく、営業ツールはカタログがメインになっている
- 商材をAR化することで、スマホやタブレットなどでお客様に商品を実際に見てもらうことができる
- etc...
■VRについて
VRは、仮想空間そのものに入ることができます。実際の施策で例えるなら、
- 防災訓練の体験など、実際には体験が難しいことを、より多くの人に体験してもらいたい。現状は体験施設まで足を運んでもらっているが、より多くの人に体験を届けたい
- 火事や地震、災害時の避難が体験できるコンテンツをVR上で再現し、HMDなどを用いて、オンラインで体験してもらう。ワークショップなどを併用し、理解を深めてもらう。
- 数年後に建設される商業施設のイメージを共有したいが、現状だと動画や画像イメージなどで説明しているが、なかなかイメージ共有が難しい
- 建設される施設をそのままVRで再現し、顧客に対して体験してもらう。
- etc...
これらの例は、実際に弊社が実施、提案しているものも含まれております。近い事を考えている方がもしいらっしゃれば、お気軽にお問い合わせください。